6SigmaRoomの主要機能は、アドオンモジュールを追加することで拡張できます。モジュールを追加すると、既存のDCIMツールとの連携や、データセンターの配電や床荷重の状況をシミュレーションすることが可能です。モジュールは必要に応じて追加できるため、予算に応じて機能を拡張できます。
昨今のデータセンターは、環境監視や資産管理のシステムを通じて膨大な施設情報が収集されています。弊社ソフトウェアで構築したデジタルツイン「6Sigma Digital Twin」に収集したデータをインポートし、有効活用するために開発されたツールこそ、6SigmaGatewayです。
6SigmaGatewayは「6Sigma Digital Twin」と「DCIMなどの運用管理ツール」を連携させ、スムーズなデータ交換を実現します。
6SigmaGatewayは主要なDCIMベンダーと連携しており、簡単な設定ですぐに連携させることができます。汎用的なデータソースも6SigmaGatewayに追加できるため、自社製ツールとも連携可能です。
連携可能なDCIMツールの一覧については、弊社までお問い合わせください。
現時点、ピーク時、または平均時の消費電力で簡易解析を行い、データを記録します。解析結果を基に、特定の期間内で最小/最大/平均時のIT負荷を見える化できます。
精度良くかつ短時間で、さまざまなツールから集めたデータ (資産、電力、温度) を6SigmaRoomと連携できます。
ワンクリックで、一定間隔で収集しているデータを基に6Sigma Digital Twinを最新の状態に更新できます。
6SigmaRoomで解析したデータ (例. キャビネットの冷却能力) を他のツールに渡すことで、キャパシティ管理における意思決定の質を向上できます。
ネイティブAPIを介して主要なDCIMツールと連携し、現在のレイアウト情報をインポートすることで、モデルの作成時間を短縮できます。
主電源や、発電機からIT機器までの全体の給電経路を構築できます。
実装までに計画に電源網を検証できます。
給電経路内でどこかで停電した場合を擬似し、静的な電力システムの停電時の影響範囲を検証できます。
将来の拡張時に必要なブレーカ負荷を計算し、計画通りに実装された後にブレーカ負荷と位相バランスを確認できます。
冗長化されたブレーカが故障した場合のブレーカの負荷バランスを検証できます。
障害が発生する箇所を特定し、見える化することにより、施設内の給電経路の耐性を検証し、この障害が施設の他の部分に及ぼす影響を解析することができます。
一筆書きで給電経路全体を可視化できます。
新規のデバイスが接続された場合に、自動的に給電経路に追加されます。
相バランス、電力接続状況、単線結線図を含むパネルや図表付きレポートを作成します。
6SigmaWeightは、モデルの詳細情報・IT資産情報・6SigmaRoomの機器ライブラリを基に、各フロアタイルの床荷重を算出します。
この追加機能によって、6SigmaWeightで各ラックの重量制限を設定し、搭載可能な重量を見える化することができます。このデータは6SigmaAccessでも利用されます。