6SigmaRoomは、データセンター向けに開発された熱気流解析(CFD解析: Computational Fluid Dynamics) ツールです。業界を牽引するこのツールは、設計と運用の両方で使える仕様となっています。実際のデータセンターを再現した3次元モデルと、最先端のCFDソルバを組み合わせることで、データセンター内での変更が「熱的耐性」、「キャパシティ」、「冷却効率」に与える影響を安全に解析できます。
私たちのCFDソルバは、業界でもトップレベルの解析速度・精度を誇ります。データセンターの規模に関係なく、高精度の解析結果を提供できることこそ、6SigmaRoomが信頼されている理由の一つです。
ソルバは長年にわたって改善を加え、ノートパソコンからRescale社のクラスタまで、どのハードウェアでも最適な状態で解析できます。
最新ハードウェアの検証や複雑な制御理論の提案等、どのようなデータセンターのモデル化も柔軟に対応できます。
風プロフィール、地形、湿度、日射、そして発電機から排出される汚染物質まで、外的環境要因の影響も、解析することができます。
エネルギー効率の向上を目指し、最新の直接・間接式フリークーリングシステム (例. 散水システムや湿式媒体)を検証できます。
VFD、プライマリ・セカンダリ構成、センサ (温度、圧力、湿度、速度) を用いたグループ制御や段階的制御をモデル化します。コントロールビューで制御理論を見える化できます。
IT負荷の変動や電力/冷却インフラの一部停止などのケースで非定常解析を行うと、時間とともにデータセンターの特性がどのように変化するか、詳細に知ることができます。
DCIMのデータを同期させることで、「現在のIT搭載情報」と「今後の実装計画」に関する最新情報をデジタルツインへ自動的に反映できます。連携可能なDCIMツールは、15種類以上にわたります。
グリーン・グリッドのPI (Performance Indicator) でデータセンター施設の冷却特性を見える化し、ASHRAE、PUE、SLAコンプライアンスを含む業界標準の指標をプロット表示します。
自動で速い特徴を持つFuture Facilitiesの並列ソルバは、処理能力を最大限活用するために「安全・大規模モデル対応・必要に応じて無制限に使用可能」なクラウドサービス を使って処理能力を上げることもできます。
給電経路全体を接続し、単線図・RPPとPDUのパネル表・ブレーカの過負荷・相バランスを表示します。
既存のCAD図面や形状を読み込み、解析のプロジェクトを効率化します。
施設の熱的耐性を、ファン、冷却ポンプ、空調や給電経路の一部をオフにすることによる影響をテストします。
6SigmaRoomとOculus Riftを直接接続すると、シミュレーションをVRで体感できます。
6SigmaDCXのライブラリオブジェクトは4000種類以上あります。他のCFDスイートとより総合的な「データセンター専門のライブラリ」です。
管理室、オフィス空間、クリーンルームを解析し、人間の快適指標や大気汚染の濃度を検証します。
gif、wmv等の標準的な形式で、画像や動画を書き出だすことができます。また、レポートは自動作成、内容のカスタマイズが可能なため、1クリックで最新の設計案のデモを行う準備ができます。
さまざまな発熱体のシナリオ解析が可能です。レイアウトの検証や、幅広いパターンの消費電力・負荷・冷却能力のシナリオ解析に活用できます。