データセンター技術者が眠れぬ夜を過ごす原因とは

2部構成のeBookシリーズの第1弾「No Capacity for Change」では、DXのトレンドと、DXがデータセンター技術者にもたらした影響を調査しました。大規模かつ急速な技術の変化に伴い、ITやファシリティの技術者は、この変化へ自社のインフラを対応させざるを得ない状況にあります。 

第2弾のeBookでは、このようなトレンドに対する反応と、この反応がデータセンターの予算・投資・環境保護に及ぼす影響を解き明かします。本ブログを読み進めると、主な調査結果をご覧いただけます。レポート全文をご希望の場合は、こちらから無料でダウンロードできます。

データセンターの予算の変化

DXの加速に伴うキャパシティの需要増加により、データセンター業界は緩やかな投資期を迎えています。
弊社では、500人以上の技術者を対象に、過去1年間におけるデータセンターの予算の状況について調査を行いました。その結果、38%の回答者が「予算は横ばい」と回答した一方で、半分以上(56%)が「増加した」と答えました。減少したと回答したのはわずか7%でした。

過去1年間で増加したと答えた回答者が56%、今後1年間で予算が増えるだろうと予測した回答者が61%となり、前年比較で予算は増加すると予想されます。予算は減少すると予測した企業は、わずか5%でした。もちろん、データセンターにこのような資金投入が行われるのは心強いことですが、DXを意味あるものにするために「どのような取り組みを行うか」が重要であるということは、誰しも理解できることでしょう。

では、自分たちの取り組みが適切かどうかを、データセンターの技術者はどのように判断するのでしょうか。

成功か失敗かの評価指標

当然のことながら、回答者の中で最も重要度が高かったのは、ITサービスをより幅広い取引先に提供できているかという点でした。回答者の66%が評価指標のトップ3に入ると考えており、そのうちの大半(75%)は従業員1万人以上の企業に所属する方でした。 

次に重要なKPIは「ダウンタイムなし」で、ほぼ半数(47%)が重要度の高い主な指標として挙げています。このような重要事項やその他の懸念事項が各企業を悩ませている状況の詳細については、eBookをご覧ください。

データセンターのダウンタイムに高いコストがつくのは周知の事実です。Uptime Institute社の報告によると、サービス停止によって130億円以上のコストがかかり、この回数が増加しています。コスト削減はどの企業にも共通する指標であり、ダウンタイムなしを実現することで、このコスト削減という目標を後押しできます。したがって、ダウンタイムなしでどれだけ長くデータセンターを稼働させられるかが、企業が成否を判断する指標となるのは当然と言えます。

現状打破に必要なもの

データセンター業界は、データセンターの性能最大化とエネルギーの使用量削減を同時に目指すなど、難しい課題が山積しています。このような困難の中、経験則に基づくデータセンターの運用管理は避けるべきです。データセンターの関係部門が目下影響を受けている種々の課題をきちんと乗り越える上で必要なのは正確さであり、もっと言えば、変更の影響やリスクを事前に予測するところまで行う必要があります。 

実のところ、データセンターの停止を回避するには、予測をもっと取り入れたアプローチが不可欠です。6Sigma Digital Twinのようなデジタルツインのソフトウェアなら、データセンターの仮想モデルを構築でき、小さな変更でデータセンターの効率を最適化できます。また、IT機器の実装目的を達成し、ESGに貢献するなど、さまざまなメリットを実現することが可能です。 

業界の最新情報がわかる無料のeBookシリーズは、こちらから今すぐダウンロードいただけます。

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