ベンダー向け:データセンターの設計を加速させる 6SigmaDCX Release 16

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先日、熱流体解析のための6SigmaDCXスイートの最新リリース「Release 16」の提供を開始しました。6SigmaDCXスイートを使い、データセンターのデジタルツインを作成することで、あらゆる運用シナリオ下で発生し得る物理的な挙動を仮想空間で事前に検証できます。私たちは、これを「6Sigma Digital Twin」と呼んでいます。

シミュレーションソフトウェアは、データセンターと機器の設計オプションを分析、最適化、検証するために、「リスクフリー」な環境を提供します。Release 16では、ベンダーの方々のために改善した「統合機能」と「高性能なオブジェクト」により、機器の解析が簡素化されました。

ベンダーの方々は、改善した以下の機能により、熱設計の精度を高めることに注力できます。

  • グラフィックスの美しさ: 拡張ビューを用いて、顧客向け資料を高画質なレポートで作成できます。
  • 高性能なインポート機能: CADのインポート・エクスポート機能やユーザインターフェイスの改善により、さらに簡単に素早くモデル作成ができるようになりました。
  • 連携機能の向上: インポート時にBIM(IFC)形式をライブラリアイテムに関連付けできるため、モデル作成が加速します。

Future FacilitiesのProduct ManagerであるDave Kingは、Release 16をお使いいただくメリットを次のように述べています。「今回のRelease 16では、ベンダーの方々からお聞きしたニーズを念頭に置き、いくつかの重要な機能を改善しました。具体的には、機器の設計と検証のプロセスを効率化しました。例えば、写真のような実物に近いグラフィックを使って、顧客や見込み顧客にハードウェアの性能をより簡単に提示することができます。また、オプションをより詳細に設定可能なオブジェクトが多く追加されたことで、モデル化作業をより効率的に行えると考えます。このようなオプション設定は、設計の異なる段階で機器の性能を適切に検証できるよう組み込まれました。」

6SigmaDCX Release 16を使用することで、ベンダーの方々は、データセンターに設置するIT機器の作成、検証、最適化を迅速に行うことができます。詳細はこちらをご覧ください。


Product Marketing Manager
Danielle Gibson

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