デジタルツインとは、実在する「ありとあらゆる物」を「仮想空間に3Dで再現すること」です。従来のモデルやシミュレーションと異なり、IoTや5Gの普及が進んだことで、現実世界の変化を仮想空間へほぼリアルタイムで反映できるようになりました。この技術を使いデータセンターをデジタルツイン化することで、3Dで再現したモデルを解析し、データセンターの将来を予測、見える化できます。その結果、データセンターのパフォーマンスを把握・管理し、価値を最大化できるのです。
弊社ソフトウェアで構築するデジタルツイン「6Sigma Digital Twin」は、設計構築・運用管理のどの分野においてもたくさんのメリットがあります。空調レイアウトの効率化や電力効率の向上、運用管理情報の一元管理など、6Sigma Digital Twinの力で得られるメリットの詳細については、以下のボタンよりご覧ください。
キャパシティ管理でコスト削減
リソースの使用状況を管理することで、予算内でコストが収まるようにすることができます。
信頼性の維持・向上
SLAに準拠しているかを安全な仮想空間で確認できます。
変更への迅速な対応
デジタルツインでデータセンターを管理することで、個々の変更や大規模の変更に素早く対応できるようになります。
加速度的に進む技術革新とCOVID-19の世界的な大流行の中、気を抜けば一瞬で取り残される激変の時代に、私たちは立ち向かう必要があります。 COVID-19で急激に加速したデジタル化や機器の高密度化を受け、データセンター業界では、「熱を意識した設計・管理の難易度と重要性」がより一層高まっています。熱をはじめとするデータセンターの最適化に、15年以上に渡って従事してきたFuture Facilitiesでは、「熱流体解析ソフトウェアを基点としたソリューション」を提供しています。私たちのソフトウェアスイート「6SigmaDCX」は、デジタルツイン技術を用い、データセンターの可能性を最大限引き出します。機器・設備・冷却システムなど、施設の構成要素を、それぞれの連携を考慮しながら設計していくことが可能です。
Future Facilitiesのソフトウェアは、データセンターの「すべて」を可視化します。チップ、機器、電力設備、冷却システム、ネットワーク、柱や壁といった構造物など、データセンターを構成するすべてが対象となります。弊社のデジタルツイン技術で構築した仮想空間「6Sigma Digital Twin」を、データセンターに関わるさまざまな企業で活用できるようにすべく、製品開発・機能拡張を行ってきました。このプラットフォーム一つで、関係者全員が企業間の垣根を越えて簡単に、効果的に設計や運用管理などのプロジェクトを進めることが可能です。電子機器の設計からデータセンターの運用管理まで、私たちは、幅広い分野の方にご利用いただける製品をお届けしています。
私たちは、「データセンターの管理をもっと簡単にすること」を目標にしています。レイアウトの設計・管理者の方、運用・設備担当者の方、意思決定を行う管理職の方に至るまで、6Sigma Digital Twinひとつであらゆる業務を最適化できます。チップからデータセンター施設まで、私たちのプラットフォームがデータセンター業界と幅広い分野でご活躍される企業や職種の方をどのように結びつけるかについては、こちらをご覧ください。
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